自然なラインの胸
豊胸術(シリコンバッグ)
このような方に向いています
- 2カップ以上バストを大きくしたい
- 理想の形を選択したい
- しぼんだバストにハリをだしたい
- 下垂してしまったバストを上げたい
- 柔らかく自然で安全なバッグを入れたい
- 半永久的なバストを手に入れたい
- バックの入れ替え手術をしたい
豊胸術とは

当院では、豊胸手術に用いるシリコンバッグは、モティバをメインに使用しています。モティバとは、豊胸バッグの種類の1つです。モティバは、豊胸バッグの有名メーカー「メンター社」や「アラガン社」にいた技術者が集結して設立した会社「Establishment Labs社」によって新たに開発されました。マシュマロのように柔らかくて自然な、世界で最高品質の豊胸バッグです。バッグの大きさは患者様の体型・元の乳房のサイズに合わせて十分なカウンセリングを行った上で決定します。
豊胸用シリコンバッグでの豊胸手術をおすすめする理由
近年、バストへの脂肪注入による豊胸手術が盛んに広告されています。この方法では、ご自身の太ももや腹部などから脂肪吸引をしてバストに注入するので、「スタイルを整えながらバストアップが実現できる」「異物ではなく自分自身の脂肪を注入するため、自然な感触が得られる」といったメリットがあるとされ、この術式を希望される患者さまも多くいらっしゃいます。しかし、脂肪注入法にはリスクがあり、実際に他院で脂肪注入による豊胸手術を受けた後、トラブルを抱えて当院を受診される患者さまも少なくありません。当院では、しこりの形成や石灰化などの合併症の回避を重要視しているため、より安全性の高い豊胸用シリコンバッグでの豊胸手術をおすすめしています。
特徴
1
モティバのバッグは、100%充填のジェルで、体内に入った時にバッグにしわがついたり、型崩れが起きにくいです。 また、ジェルの量が偏ることがなく、重力に対して自然に反応するので、自然なラインの胸が表現されます。さらに表面が細く小さい凹凸が均一に特殊加工されているシルク加工で「皮膜拘縮(カプセル拘縮)」などの副作用がほとんどなくなりました。
2
豊富なサイズバリエーションの豊胸バッグ
豊胸バッグ(モティバ)は、従来の豊胸バッグに比べて、サイズのバリエーションが豊富ですので、患者様お一人おひとりに合ったバッグをオーダーメイド感覚で350種類ものサイズからご選択いただけます。高さは4段階から、横幅は8.5cmから15cmまで5mm単位で選ぶ事ができます。
3
最高品質のシリコンバッグ
モティバは、独自の新技術「モノブロック製法」によって、強度と耐久性が高くなり、強く引っ張っても破れません。外膜は衝撃に強い6層構造になっていて強く握っても、絞っても破れる心配はほとんどありません。また自然劣化によるジェル漏れもしっかりと防ぐ構造になっています。
4
医師の技術力・入念なカウンセリング
当院では胸の特徴とご希望を踏まえながら、入念なカウンセリングとシュミレーションの元、最適な施術をご提案します。日本形成外科学会認定専門医・日本美容外科学会(JSAPS)認定専門医の医師が担当し、高度な技術力と知識、専門性を生かして、治療させていただきますのでご安心下さい。
診療内容
当院では、わきの下からバッグを挿入する腋下切開法を行っています。わきの下のシワに合わせて最も目立たない場所を3~4cm程切開することにより、施術跡も目立たず、理想的なバストアップが可能な施術方法です。また、乳腺に接触せずに手術を行うので、母乳の成分や授乳に影響はありません。挿入部位としては、出血の少ない乳腺下に行っておりますが、患者様の体型によっては、筋膜下への挿入も可能です。
術後のケア
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術後3日間上腕の負荷やワキが擦れるようなこと(掃除機をかける・洗濯物を干す・重いものを提げる・長距離間自転車や自動車を運転するなど)は避けて下さい。
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2~3日目の検診後から少しづつ腕をゆっくり挙げ伸ばすように、徐々に元の生活に戻していって下さい。抜糸後より腕が両耳に付くように挙げていって下さい。
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術後7日間は、胸全体に圧迫の為に包帯を巻き、バンドで固定します。ご自身で、この固定を外さないで下さい。3日目以降も軽く圧迫をしますが、引き続き、局所の安静に努めて下さい。7日目にバンドを解除します。
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- 抜糸後、傷跡がキレイになる為に、ワキの傷にテーピングを貼ります。約1ヶ月間行って下さい。(抜糸時にご自分でも貼れるようにお伝えします)
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- 術後7日間の入浴・飲酒・運動・うつ伏せも禁止です。
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抜糸以降はゆったりめのスポーツブラを着用しても構いません。ただし胸を圧迫してしまうような物は避けて下さい。1ヶ月検診で問題なければワイヤーなしのブラジャーが許可されます。最終的に3ヶ月検診でバックの安定が確認されればワイヤー入りブラジャーも許可されます。
施術について
詳細
治療時間 |
1~2時間 |
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麻酔 | 全身麻酔、静脈麻酔、局所麻酔 |
ダウンタイム |
腫れ4~5日程度 内出血1~2週間 |
抜糸 |
7日後 |
通院 | 2~3日後、7日後、1ヵ月後、3ヶ月後 |
シャワー | 創部がぬれなければ当日より可能 |
入浴 | 抜糸翌日から可能 |
激しい運動 |
激しい運動は4週間後より可能 |
よくある質問
どのくらい大きくできますか?
サイズとしては基本的にご希望の大きさにできます。通常2~3カップアップするケースが多数です。あまりに大きいバッグを入れると、筋肉のつき方や体格などによっては不自然になる可能性もあります。よって、どれくらいのサイズにするかはカウンセリングの際にドクターとよく相談の上、慎重に決めていきます。
痛みはどれくらいですか?
手術中は麻酔により痛みはありません。術後、数時間経過すると手術部位に痛み(筋肉痛程度)がみられることがありますが、7~10日くらいで落ち着きます。痛み止めでコントロールできますのでご安心下さい。
仕事はいつからできますか?
通常のデスクワーク等のお仕事なら3~4日すれば可能ですが、その頃には腫れはまだ残っています。術後3日間は上腕の負荷や腋が擦れるようなこと(掃除機をかける・洗濯物を干す・重いものを提げる・長距離間自転車や自動車を運転するなど)を避けて下さい。激しい運動を伴うお仕事や手術部位を露出する方は最低2週間程度のお休みが必要です。
傷跡は残りますか?
傷跡は赤みがしばらく残りますが、徐々に薄くなっていきます。個人差があるため半年以上かかる場合もございますが、3~6ヶ月で白い線状となり、ほとんど目立たず気にならないようになります。
バッグはレントゲンに写りますか?
通常のレントゲンには殆ど写りませんが、マンモグラフィー・CT・MRI・エコーには異物は写ります。(逆に写らないと穿刺などの場合にバッグ破損になりかねません。)また、通常乳癌描出の妨げにもなりません。
衝撃(事故等)で割れてしまうことはありますか?
生理食塩水バックの場合、大きな衝撃が加わるとバックが割れて生理食塩水が体内で漏れてしまいます。しかし、生理食塩水は体内で無害ですので、万一漏れても問題ありません。当院で使用しているバックは大きな衝撃が加わって破れることがあっても、バックの中から体外へジェルが漏れ出すことはありません。
今後、出産をしたり、授乳時のトラブルや乳腺炎になったりすることはありませんか?
授乳には全く問題ありません。また、バッグの破損がない限り、乳腺炎とも何の関係もありません。豊胸手術を受けている、いないに関係なく乳腺炎になる方はなりますが、豊胸手術を受けたからといって何かの病気になるということは、ありません。