2024年6月12日
これでクマとはおさらば！？目の下の脱脂（経結膜下脱脂法）について解説
目の下にクマがあるだけで、周りから疲れているように見られ、老けた印象まで持たれているかもしれません。美容クリニックではさまざまなクマ取り治療がありますが、皮膚を切らないお手軽な「目の下の脱脂（経結膜下脱脂法）」について解説します。
ダウンタイムの少ない治療なので忙しい方でも治療を受けやすく、クマが治ると目元がスッキリしてお顔全体が明るくイキイキとして見えます。目の下のふくらみのせいでクマが気になっている方なら必見です。
これでクマとはおさらば！？目の下の脱脂（経結膜下脱脂法）について解説 - 目次
目の下のクマを治す「目の下の脱脂（経結膜下脱脂）」とは
クマ取りの代表的な治療方法に「目の下の脱脂（だっし）」や「下まぶたの脂肪取り」があり、今回は経結膜下脱脂法（けいけつまくかだっしほう）のことを指します。
経結膜下脱脂法は、下まぶたの裏側である結膜を数ミリ切り、クマをつくっている脂肪を取り除く手術です。下まぶたの余分な脂肪を取り除いて目元の凹凸をなくし、影が生じにくくさせることでクマを治します。
目の下のクマをつくっているのは、下まぶたをポコッと膨らませている脂肪です。通常は下まぶたの皮膚を切って余分な皮膚や脂肪を取り除きますが、皮膚を切らないで結膜からアプローチするため見えるところに傷跡が残りません。
クマの原因である下まぶたの脂肪を脱脂することで、下まぶたのふくらみがなくなってスッキリとした若々しい目元になれます。さらに、取り除いた脂肪の部分は元に戻ることはなく、効果は半永久的です。
目の下の脱脂で治せるクマ
経結膜下脱脂法は、目元にある凹凸が影をつくってできたクマを治す方法です。
生まれつきクマがある方は、もともと目の下に影ができやすい骨格や脂肪のつき方をしています。また、たるみによるクマは加齢によって目の周りの筋肉が衰えることで、眼球の下にある脂肪が下まぶたの方へと押し出されて影をつくります。
生まれつきクマに悩んでいる方や目元のたるみでクマが気になりだした方は、下まぶたの余分な脂肪を取り除く脱脂だけで、自然とクマが目立たなくなくなるのでおすすめです。
もともと目の下に脂肪が少ない方に脱脂をしてもクマが改善するどころか、悪化させてしまう可能性があります。
目の下の脱脂を受けた経過と注意点
手術による痛みは麻酔を使用して抑えますが、麻酔が切れた後は鈍痛が数日続くことがあります。痛みの感じ方は個人差がありますが、痛み止めの服用で対処できる程度です。
手術後24時間は内出血しやすく、ダウンタイムを悪化させないためにもできるだけ目元を冷やすと腫れや内出血を防げます。また、顔を下げる姿勢やうつ伏せ寝などしないように注意して過ごしましょう。
腫れは2～3日で引きますが、翌日にはアイメイクも可能です。
また、コンタクトレンズを使用されている方は、７日目の診察の状態により翌日からの使用が可能となります。
目の下の脱脂を受けるメリット
目の下の脱脂は皮膚を切るのではなく、まぶた裏側の結膜から行なうメリットを3つ紹介します。
ダウンタイムが短い
経結膜下脱脂法のダウンタイムは1週間程度です。手術後はいくつか気を付けることはありますが、日常生活への支障はほとんどありません。
施術翌日でもいつも通り仕事や学校生活を送れます。ただし、力仕事や激しい運動は避けていただきます。皮膚を切らない・縫わない手術なので抜糸もありません。
満足感が高い
下まぶたの裏側からアプローチする際は、数ミリの小さな傷をつくるだけです。粘膜の傷にはテープを張ることもなく、手術後の腫れも少ないため周りにバレることは少ないでしょう。
脂肪を取る手術は即効性があり根本的な治療になります。適切に脂肪が取り除かれた場合には、半永久的に明るい目元をキープできて手術後の満足感も高いです。
10代や20代でも受けやすい
肌にたるみがないのに目の下にクマができている場合は、皮膚を切る必要がなく、経結膜下脱脂法だけでもしっかりと効果を感じられるはずです。
お顔に傷跡が残らないので手術に抵抗のある10代や20代の方でも治療を受けやすく、術後でも仕事やプライベートで無理なく人と顔を合わせられます。
目の下の脱脂で起こるデメリット
目の下に影をつくっている余分な脂肪を脱脂すると、施術後すぐに影がなくなってクマが治ります。しかし、手術によって起こるデメリットもいくつかあります。
クマが消えにくい人もいる
40代でたるみが進行している場合には、脱脂だけではキレイにクマを治すことが難しくなります。脱脂をして目の下の影をなくしても、厚みが減ることで皮膚の下にある血管が透けて青いクマができることがあります。
また、たるみが進行した目元に経結膜下脱脂法だけをすると目元にボリューム不足を感じることがあり、仕上がりによってはヒアルロン酸を注入します。
しわ
目の下の脂肪が多いと、脂肪を取った分だけ皮膚が余ってシワが目立ってしまうことがあります。その場合、脱脂から数か月後に余ったシワを切除する手術を行うか、症状によっては、脱脂と同時に下まぶたのたるみ取りを併用するか、もしくは突出した脂肪の下のくぼみが目立つ場合は、突出した脂肪をくぼみに移動（固定）させて、余ったシワを切除するハムラ法が適しています。
経結膜下脱脂法で美しい仕上がりにするには、目元の状態に適した方法を選択することや医師の経験と技術力の高さも必要です。
再発
脱脂はクマを治す根本的な治療方法ですが、絶対に再発しないわけではありません。取り除いた脂肪は元には戻りませんが、老化が進んで目元にたるみが生じれば再びクマができる可能性があることは知っておきましょう。
1度でも経結膜下脱脂法で目元のたるみをリセットすれば、もし再発したとしても手術を受けていない状態と比べてずっと若々しく見えるはずです。
目の下のクマを脱脂だけで治すと後悔する？
脱脂だけで目の下のクマを治そうとすると、涙袋の下にへこみやしわができて後悔するとネットで騒がれていますが、しっかりと知識をもって脂肪を適切に取り除ければ、ヒアルロン酸や脂肪を入れなくてもキレイに仕上がります。
下まぶたの脂肪を取り除くときには、目頭・中央・目尻の3ヶ所のバランスを調整するとキレイに仕上がります。しかし、脂肪は小さな塊のような形を形成していて、線を引いたようにスパッと取り除くことや表面をなめらかに整えることは難しいので、実績のあるクリニックで受けるようにしましょう。
サリアの「目の下の脱脂」でクマを消して明るい未来へ
結膜下脱脂法で後悔しないためにも、しっかりと時間をかけてカウンセリングを受けるべきです。リスクについての説明や施術の方法を詳しく説明してくれるクリニックでは、専門性が高く経験も豊富な医師がいるので失敗も少ないでしょう。
サリアクリニックはカウンセリングでお一人おひとりにご要望を伺いながら、目元の状態をチェックして目の下のクマを治す方法をご説明いたします。
目元のたるみや脂肪の状態によっては、余分な皮膚を切り取る手術や脱脂とヒアルロン酸注入を併用する方法が適している場合があり、カウンセリングでご提案させていただくことがあります。
デリケートな目元への負担を限りなく減らすために、繊細で高度なテクニックを持った医師が治療を担当いたします。術後の腫れが少なく、内出血が生じてもメイクで隠せる程度なので、気楽に過ごしていただけるはずです。
手術をしても気付かれにくいサリアクリニックの「結膜下脱脂法」で、目元の印象だけでなくあなたの未来も明るくしていきましょう！
