2024年10月18日
医療脱毛は完了まで何回必要?各種部位ごとの回数や、女性と男性との違いも解説!
医療脱毛は効果的に長期減毛ができますが、何回も施術を行うため長期間の通院が必要です。脱毛が完了するまでの回数は部位によって異なるため、脱毛したい部位に必要な施術回数を知っておくと、コースを決めやすく脱毛にかかる費用の目安が分かります。
今回は、部位ごとに医療脱毛を完了するのに必要な施術回数や男女による脱毛効果の違いを解説します。パートナーと脱毛をはじめようと思っている方にはお得な情報もあります。
医療脱毛は完了まで何回必要?各種部位ごとの回数や、女性と男性との違いも解説! - 目次
医療脱毛が1回で終わらない理由
医療脱毛は強力なレーザーを用いて、発毛に関する組織を破壊して減毛・脱毛をします。エステの脱毛機器とはエネルギーの種類が異なり、出力もはるかに強いのですが、1回の施術では全てのムダ毛を脱毛することはできません。
その理由は毛周期です。医療脱毛レーザーは毛母細胞が活発に分裂している「成長期」の毛にはメラニンが多く、とても効果的に反応します。しかし、毛の成長が止まる「退行期」や「休止期」の毛にはメラニンが少なく、うまく作用できないため脱毛できません。
毛の1本1本には成長サイクルがあり、それぞれに時期が異なります。全体の20%の毛が成長期にあるとされていますが、これは1回の施術で脱毛できる毛の割合です。退行期や休止期の毛が成長期に入るタイミングを見計らって施術を繰り返していくことで脱毛します。
医療脱毛は何回で完了する?回数による効果の目安
医療脱毛は、5~10回程度で効果に満足されて施術を終了する方が多いです。ただし、毛の太さや色の濃さ、肌質などが脱毛効果に影響しやすく、どの程度脱毛したいかによっても必要な回数が異なります。
さらに言えば、ただ回数をこなすだけでは不十分です。毛の成長サイクルに合わせて、適切な間隔をあけて照射しなければ回数だけが積もっていきます。つまり「何回で完了する」といった明確な答えは誰も出せないのです。
1回では不十分
熱破壊式脱もは蓄熱式に比べて毛が抜け落ちるまで2週間程度と早く、早い段階で毛が減ったのが目で見て分かります。しかし、毛周期で毛が生え変わって元の状態に戻るため、脱毛の効果を感じにくいでしょう。
3回目から減毛を感じる
医療脱毛で1回に20%のムダ毛を減らしていくと、施術を3回受けた頃にはムダ毛が少なくなったと感じられるようになるでしょう。ムダ毛が生え変わってくるスピードもゆっくりになり、施術の間隔を少し空けて施術をしていきます。
自己処理が楽になるのは5、6回目
単純に考えると「100%÷20%=5回」で、5回の施術で脱毛が完了する計算になりますが、実際には5回で脱毛が完了することは少ないでしょう。レーザーの波長や出力、パルス幅など、全てのムダ毛に対して適したエネルギーを照射することはできません。
たいていは自己処理が楽になったと感じられる回数で、脱毛に満足される方もおられます。そのため多くのクリニックで5~6回のコースをつくっています。終了後にもう少しだけキレイにしたい場合には、1回1回都度払いや追加照射ができるクリニックもあります。
つるつるに仕上げるなら8回以上
8回程度の施術をおこなうと、ほとんどのムダ毛が気にならなくなります。ここまでくるとほとんどが産毛など細かい毛のみになり、自己処理はほぼ不要となり脱毛を完了する人が多いです。
ムダ毛が薄くなることで、脱毛前よりも肌が白くつるつるとした感触になったのを感じられるでしょう。残っている産毛もできるだけ脱毛したいという方は、10回以上の施術を希望されることもあります。
部位によっては10回以上必要
男性の濃いヒゲやVIOはまだムダ毛が残っていることもありますが、自己処理の回数が明らかに減って時間と心に余裕が生まれるはずです。
10回も施術すれば、剛毛でも細くなり色素の薄い毛になっていることがほとんどです。メラニン色素が薄くなっていくと、レーザーが上手く反応できなくなって、いくら照射してもムダ毛は減りません。メラニンに反応しやすい波長を用いるなど、産毛にフォーカスした脱毛に切り替えていきます。
医療脱毛の回数は男女で違う?
女性と比べて男性のムダ毛は1本1本が太くて濃く、脱毛しにくいのが特徴です。女性と同じ回数では期待した効果が得られにくく、施術回数が多くなる傾向にあります。
また、顔と脚を見たときに毛の生え方が違うように、脱毛部位に生えている毛の太さや色、密度などが異なり、レーザーの反応にも影響します。
部位による脱毛回数の違い
一般的な脱毛部位にかかる施術回数が、男女別にして表にまとめています。医療脱毛の効果のあらわれ方から必要な施術回数を見ていきましょう。
女性 | 男性 | |||
---|---|---|---|---|
脱毛部位 | 自己処理が減る | 自己処理が不要 | 自己処理が減る | 自己処理が不要 |
顔、ヒゲ | 5~10回 | 11~14回以上 | 5~10回程度 | 8~15回以上 |
わき | 5~7回 | 8~10回以上 | 3~5回程度 | 5~8回以上 |
腕、脚 | 5~7回 | 8~10回以上 | 3~5回程度 | 5~8回以上 |
背中、お腹 | 5~9回 | 10~14回以上 | 3~5回程度 | 5~8回以上 |
VIO | 5~9回 | 8~12回以上 | 3~8回程度以上 | 8~12回以上 |
顔・ヒゲ脱毛の回数
顔はほか部位に比べて薄くて細い毛が多く、レーザーが脱毛効果を感じにくい部位です。顔の脱毛完了までは6~10回の施術が必要です。一般的に2ヶ月に1回の間隔で施術しますが、男性のヒゲは毛周期に関係なく早いスピードで成長しており、1ヶ月に1回の間隔でできます。
わきの脱毛回数
わきの毛は1本1本が太く濃く、レーザーが反応しやすいのが特徴です。早くからムダ毛の減りを実感できますが、毛周期が長いことや毛根が深くエネルギーが届きにくいことから、脱毛完了まで平均して6~8回の施術が必要です。
腕や脚の脱毛回数
腕や脚はムダ毛が多く、とくに目につきやすい部位のひとつです。太めの毛なら5~7回程度で生えてこなくなったと感じられるようになり、産毛が気にならなければ脱毛を完了します。ただし、自己処理によるダメージで脱毛施術が難しい場合があります。
背中、お腹の脱毛回数
背中やお腹は産毛が多く、腕や脚と同じ回数か少し多めの5~9回で脱毛完了することが多いです。照射範囲が広い部位では照射漏れが起こりやすいこともあり、丁寧な照射が仕上がりを左右します。
VIOの脱毛回数
VIOの毛はメラニン色素が多くレーザーが反応しやすいのですが、一般的に6~10回の施術が必要です。肌の色が濃いと照射による痛みを感じやすく、出力をさげることがあります。また、密度が濃くエネルギーが伝わりにくいため脱毛できる毛の割合は少ないです。
男性はメンズ脱毛に通うべき?
近頃は男性の脱毛を専門としたメンズ脱毛クリニックが増えてきました。男性の毛は毛根が深くしっかりしているため、女性のエステの脱毛機器では歯が立ちません。
医療脱毛は出力が強く、ひげなどの剛毛に照射すると痛みが強くでるため、麻酔などで痛みに配慮していることが特徴です。
メンズ脱毛クリニックは男性医師がほとんどで、抱えているお悩みを気兼ねなく相談できるのがメリットですが、スタッフは女性メインというのが実情です。
男性の脱毛は回数が多くなりがちで通院が長期に及ぶこともよくあるので、通いやすい生活圏にあるのはもちろん、モチベーションを維持できる作戦も必要です。
サリアクリニックは男女のペア割も大歓迎!
脱毛には平均して5~8回の施術が必要で、1年以上通院することもあります。そのため、気の知れた友達やパートナーとともに、お出かけついでに楽しみながら通っている方が増えています。
医療脱毛は高額なイメージですが、高性能の脱毛レーザーを使用していたりアフターフォローがしっかりとされていたりなど正当な理由があります。
安さに惑わされると、オプション料金が上乗せされたり、脱毛効果が伴わずに施術回数と費用がかさむ可能性があります。
サリアクリニックでは、2人で同時にご契約すると割引特典が受けられる「ペア割」という制度をもうけています。男女ペアで通うなら、6回コースもしくは3年コースで合わせてご契約してはいかがでしょうか。カウンセリングや診察の予約も一人ずつか一緒かお選びいただけますので、お気軽にお問い合わせください。