2023年6月27日
ダーマペンの効果とは?ニキビ跡や小ジワ・毛穴の開きを改善?副作用・ダウンタイムについても解説
ダーマペンの効果とは?ニキビ跡や小ジワ・毛穴の開きを改善?副作用・ダウンタイムについても解説 - 目次
ダーマペンとは?
ダーマペンは、微細な針を使って皮膚に穴(傷)を空け、それを治そうとする肌本来の再生力を使って美肌へと導く治療法です。皮膚に空けられた穴を治そうとする際、皮膚はコラーゲンやエラスチンといった成分を増生します。これらが肌を美しく生まれ変わらせるのです。
皮膚に穴を空ける施術には、ダーマローラーなど他の施術法もありますが、ダーマペンはペン型なうえ、針の長さを0.1㎜単位で調節でき、速度も5段階に変えられるので、小鼻や目の周りなど細かな部位や部位ごとの施術の細かな調整が可能です。
ダーマペンは開発されてから改良が重ねられ、今では「ダーマペン4」にまで進化しています。前モデルでは、針が12本だったのに対し、現行モデルは16本となり、1秒間に空けられる穴も1300個から1920個へと増えました。これにより、以前に比べ、高い美肌効果を発揮できるようになりました。
ダーマペンに期待できる効果
小ジワや肌のハリを改善
皮膚のハリや潤いを保つコラーゲンやエラスチンは、加齢や紫外線ダメージによって減少していきます。こうしたコラーゲンやエラスチンの減少は化粧品では補うことができず、小じわや肌のハリ低下へとつながります。ダーマペンは、こうした美肌成分の減少を肌の奥にある真皮層にまでアプローチし、生成を促して、再び弾力のある肌へと導きます。
毛穴の開きを改善
皮脂の過剰分泌やターンオーバーの遅れによって起こる角栓のつまりは、放っておくと毛穴の開きや、酸化黒ずみになります。これを改善するには、角栓の詰まりを取り除き、ターンオーバーを促して、毛穴を引き締める必要がありますが、自宅ケアには限界があります。ダーマペンは、滞りがちなターンオーバーを正常化させることで、毛穴につまった角栓も自然に排出させ、毛穴の開きを目立ちにくくします。
ニキビ跡を改善
ニキビの炎症が真皮にまで達したり、自らニキビをつぶしたことで毛穴まわりの組織を傷つけたりしてクレーター状にニキビ跡が残ってしまうことがあります。こうした肌にできた凹凸は自然治癒しにくく、自宅ケアでも改善しにくいのが現状です。ダーマペンは、コラーゲンやエラスチンの増生を促すので、クレーター状になってしまった組織も再生が進み、少しずつなめらかになっていきます。施術の中で、再生を促す成分の入った製剤を使い、施術を重ねることでさらなる改善効果が見込めます。
シミやくすみを改善
加齢や紫外線ダメージ、乾燥やストレスによって、肌のターンオーバーは乱れ、真皮層で作られたメラニンが体外に上手く排出できなくなると、シミやくすみが現れます。ダーマペンはこうしたターンオーバーの乱れを改善し、新しい皮膚細胞を肌表面へと押し上げていきます。すると、シミやくすみは改善され、肌に透明感が生まれてきます。施術の際に、美白成分を含んだ製剤を加えることでより美白効果が見込めます。
ダーマペンのメリット
痛みが少ない
ダーマペンについている針は0.2㎜(33G)と髪の毛よりも細い超極細針です。また、振動しながら高速で均等に肌に当てることで、施術時の痛みや不快感を軽減できるようになっています。ほとんどのクリニックでは、麻酔も用意されているので、不安な方は麻酔を使いながら施術を受けるとより快適に過ごせるでしょう。
ダウンタイムが短い
ダーマペンのダウンタイムは針の長さにもよりますが、長くて1週間ほどです。施術当日はヒリヒリとした痛みが残ったり、多少腫れが出ることがありますが、それも1日から数日で改善されていきます。メイクも12時間後にはできるので日常生活への影響はそれほどありません。
肌質に合わせた施術が可能
ダーマペンは、施術する方の肌質に合わせてニードルを刺す深さを調節できます。たとえば、お肌全体にハリを出したいという方には0.2~0.5㎜ほどとそれほど深くない設定でも十分効果を発揮しますし、施術後のダウンタイムも短くてすみます。もちろん、深さ1㎜ほどとしっかりニードルを刺すことで肌の奥深くまで治療効果をもたらすこともできます。部位によっても、ニードルを刺す深さを変えることができます。
肌悩みにあった美容成分を使用できる
ダーマペンに使われる製剤には、様々な種類があります。まず、ベースとなるのはハイラアクティブというヒアルロン酸、亜鉛、パントテン酸を配合した保湿力と修復力の高い製剤です。ヒアルロン酸でお肌の保水力を高め、亜鉛で炎症を抑え、パントテン酸でバリア機能を高めます。
そして、このベースに加え、お肌のお悩みに応じて以下のような様々な製剤を組み合わせることで肌の奥深くまで有効成分を浸透させることができます。
ヴェルヴェットスキン(コラーゲンピール× PRX-T33)
シワやハリ、ツヤ、毛穴、ニキビ跡、美白、肌質改善などに効果を発揮します。
ダーマペンと組み合わせることで、通常のコラーゲンピールのみの施術に比べ、4倍の効果があります。真皮層まで製剤が浸透し、コラーゲン生成を促すので、肌のごわつきが気になる方におすすめです。
ウーバーピール
ニキビ跡の赤みや色素沈着、シミやくすみなどを改善します。
ニキビ跡などの肌の赤みが気になる方やこれからできるニキビを予防したい方におすすめです。
アルジルリン(塗るボトックス)
肌のツヤやハリ、ちりめんジワなどの改善、肌全体の引き締めにも効果を発揮します。
筋肉の収縮を減少させるアミノ酸で、塗るだけで皮膚の浅い層に浸透し、表情ジワを改善する製剤です。皮脂分泌を抑制したり、ニキビ予防にもなります。
レチナールアクティブ(高濃度ビタミンA)
肌のたるみやシワ、ニキビ跡などを改善し肌を滑らかにしたり、引き締めてたるみを改善したり、くすみを改善し透明感を出すなど、幅広い肌再生効果を発揮します。
ベネブ成長因子
加齢とともに衰える皮膚の細胞増殖やコラーゲン・エラスチンの生成を促し、肌ダメージを修復します。肌のハリやキメ、シワや弾力を改善します。
エクソソーム(幹細胞)
当院のエクソソームは、DermapenWorld 社(ダーマペン4)の開発製品です。ヒト臍帯間葉系肝細胞由来のエクソソームのほか、多数の成長因子・ヒアルロン酸・コラーゲンやHylaFuseヒアルロン酸(特許取得)・Calphasomesハイドロキシアパタイト(特許取得)・PCA 亜鉛・パンテノール・アロエベラなど、再生能力を高める様々な成長因子・タンパク質などが含まれています。
強力な若返り作用が期待できるエクソソーム(幹細胞)は、肌の自然治癒力を高め、老化防止を助けます。ダーマペンで開けた小さな穴を通じてエクソソームの製剤が真皮まで浸透し、シミ・シワ・毛穴の開き・クレーター・ニキビ跡などさまざまな肌トラブルに高い効果を発揮します。ターンオーバーの促進、皮膚再生、抗酸化作用で肌の根本から改善します。
ダーマペンのデメリット
即効性を感じにくく複数回の施術が必要
ダーマペンは複数の施術で少しずつ肌の変化を感じる施術です。1カ月に1回ほどのペースで、5~6回ほどで肌の変化を感じ始める方がほとんどなので、即効性を求める方には向きません。
色素沈着や肝斑を悪化させるリスクがある
ダーマペンの針を刺す深度の調整は非常に重要です。特に肝斑は針を深く刺して刺激を与えると、濃くなるリスクがあります。こうした知識と適切な施術ができる医師がいるクリニックを選ぶことが大切です。
施術後に肌がザラつく
ダーマペンの施術後は肌がザラついたり、一時的にバリア機能が低下することで乾燥しやすくなったりします。ただ、これも1週間ほどでターンオーバーが促され、新しい組織に生まれ変わることで改善していきます。
施術後すぐのメイクやスキンケアに注意!
施術後、肌は非常に敏感な状態のため、12時間はメイクができません。紫外線にも弱い状態ですが、日焼け止めを塗れないので、できるだけ外出しないよう、またクリニックからの帰宅時は帽子や日傘、サングラスなど、紫外線から肌を守るものをご持参いただくことをおすすめします。
サリアクリニックでは最新の機器と確かな技術で内なる美を引き出します!
サリアクリニックでは、最新の「ダーマペン4」を導入しています。前述の通り、ダーマペンは1回の施術ではなかなか効果を感じにくく、施術を重ねることでお肌本来の再生力を高め、自然な形で美肌力を引き出していきます。施術にかかる費用が高価だと施術を続けられずに途中で断念される方がいらっしゃいます。そんな結果にならないよう、当院ではお得な5回セットコースをリーズナブルな価格で提供しています。お得に安心いただける施術テクニックで患者様の内なる美を引き出すお手伝いをしています。美容クリニックが初めてで不安な方も是非一度カウンセリングにお越しください。