乳輪縮小
このような方に向いています
乳輪を小さくしたい方
乳輪縮小とは
「先天的に大きい」「授乳により広がってしまった」「バストの成長に伴い乳輪も大きくなってしまった」など乳輪の大きさでお悩みの方は少なくはありません。バスト全体から比べて乳輪が大きすぎることを乳輪肥大といいますが、乳輪組織を一部取り除くことにより理想的な大きさにすることができます。
乳輪縮小術で理想的な大きさにする際には、小さくなった乳輪と乳房の結合部分がより自然に見えるように施術を行っていきます。乳腺を傷つけることもないので授乳時の影響もありません。
診療内容
ご希望の大きさを考慮しながら乳輪の皮膚を部分的にドーナツ型に切除します。縫合の際は皮下で巾着縫合を加えることで再び乳輪が大きくなることを防ぎます。
乳輪を小さくする方法は主として以下の二通りの方法があります。
① 乳輪基部で皮膚を切除する方法
② 乳輪外側部分で皮膚を切除する方法
②の方法は傷跡が乳輪の外周にできて目立ってしまうためお勧めできません。
①の方法は傷跡が目立たず自然な仕上りとなるので、当院では①の方法での手術を行っています。
詳細
治療時間 |
90分くらい |
---|---|
麻酔 | 局所麻酔 |
ダウンタイム |
むくみ 2~3日程度 内出血1~2週間 |
抜糸 |
10~14日後 |
通院 | 2~3日後、7日後、1ヵ月後、3ヶ月後 |
シャワー | 創部がぬれなければ当日より可能 |
入浴 | 抜糸翌日から可能 |
激しい運動 |
激しい運動は4週間後より可能 |
よくある質問
乳輪の大きさがどのくらいだと大きいと考えるのですか?
乳首が大きいと感じるサイズは人によって異なりますが、日本人の乳輪の平均的なサイズは直径35mmといわれています。 手術治療になる場合は、ご相談の上、なるべくご希望の大きさになるように調節いたします。
乳輪を小さくする手術で、傷が目立たない方法はありますか?
乳輪を縮小する際、乳輪の内側を切開し縮小する方法が傷が目立たない治療法となります。
傷跡は目立ちませんか? パートナーにバレませんか?
2週間後には、かさぶたが自然脱落します。3~4週間後にはほとんどわかりづらい位になります。他の部位に比べて傷の治りが良く、傷跡が目立ちにくい部位です。また、2~3ヵ月もすれば人にはわからなくなります。手術直後などでなければ、傷がパートナーに気付かれることはありませんが、確実に乳輪は小さくなりますので大きさの変化には気付かれる可能性はあります。
乳輪の内側で縮小する方法と乳輪の外側で縮小する方法とではどちらがよいのですか?
乳輪の大きさ、バスト全体のバランスを診察した上で適した方法を選択します。
乳輪の内側を切除する方法と、乳輪の外側を切除する方法とでは、どちらの方法が乳輪をより小さくできますか?
乳輪の外側を切除する方法の方が面積を大きく切除できますので、乳輪の内側を切除する方法よりも効果は大きく得られます。ただし、デメリットとして内側を切除するより外側を切除する方が傷跡が目立ちます。
痛みはありますか?
局所麻酔の痛みはありますが術中は無痛です。術後は軽い痛みを伴いますが、処方の痛み止めでコントロールできる程度です。日常生活に支障をきたすことはありません。
ブラジャーはできますか?
治療後、3日後消毒にご来院いただきますので、それ以降であれば可能ですが、なるべく、しめつけの少ないいつもより大きめのブラジャーやカップ付きのキャミソールなどを使用する様にして下さい。
手術をした後に、感覚か鈍くなる事はありますか?
切除縫合した部分が、一時的に感覚が鈍くなることがあります。3~6ヵ月程度で徐々に感覚が戻ってきますのでご安心ください。
乳輪縮小手術をした後に、また肥大することはありますか?
手術後にバストサイズが大きくなるようなこと、例えば妊娠、授乳があれば肥大する可能性があります。仮に再度肥大した場合には、再手術によって縮小させることができます。
授乳に影響はないでしょうか?
影響ありません。母乳を作る乳腺や母乳が通る乳管等には影響を与えないので、授乳のご予定があっても安心して受けることができます。
授乳中でもできますか?
授乳中の方は治療を控えたほうがいいでしょう。また、妊娠中の方、妊娠の可能性のある方も治療は控えましょう。