SUBCISION
サブシジョン
DETAIL
施術について
サブシジョンとは
サブシジョンとは、ニキビ跡の治療に特化した施術です。クレーター状に凹んだ肌の改善を目的として施術をするケースが多いです。ニキビによる慢性的な炎症が続くと、皮膚の下にある組織が線維化することで組織が硬くなり、肌の表面を引っ張るためその影響でクレーターのような凹みが生じます。
サブシジョンでは専用の医療用針を用いて、この硬くなった線維組織を切断・剥離することで凹んだ部分を持ち上げ、なめらかな肌へと改善します。サブシジョンは、特にローリング型と呼ばれる面で凹凸が目立つタイプのニキビ跡に効果的で、ダーマペンなどの他の治療法では十分に改善できない深いクレーターに対しても有効です。
この治療法は、英語で「subcision」または「subcutaneous incisional surgery」と呼ばれ、20年以上にわたり世界中で使用されている信頼性の高い治療法です。施術は数回にわたって行われるのが一般的で、自然の創傷治癒力を活用することで徐々に凹みを改善していきます。
このような方におすすめです
RECOMMEND
- 深いニキビ跡があり肌が凸凹している
- クレーター治療をしたが治りきれていない
- 頬の毛穴の開きを改善したい
サブシジョンの特徴
FEATURE
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01
レーザーで届かない深い層にある組織を破壊し、皮膚組織の再生を促進
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02
皮膚の凹凸を目立たなくさせられる
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03
頑固なニキビ跡にも効果的
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04
傷跡が残らない
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05
ヒアルロン酸(ボライト)との併用で効果的な治療が可能
サブシジョンの効果
EFFICACY
ニキビ跡の凹み(クレーター)を改善できる
サブシジョンは、ニキビ跡の中でも特に深いクレーター状の凹みに効果的な治療法です。この治療では、硬く線維化した皮膚組織に対し皮膚の下に針を斜めに挿入し、その組織を切断することで凹みを持ち上げる効果が期待できます。とくに、広がるような形状のローリングタイプのクレーターに有効です。また、ダーマペンでは改善が難しい深いニキビ跡も目立たなくすることが可能です。
フラクショナルCO2レーザーとの併用で浅いクレーターや皮膚表面の硬さも改善
サブシジョンは皮膚の凹みを持ち上げる効果があります。フラクショナルCO2レーザーを併用することで、凹凸がより滑らかになり、皮膚表面が硬い場合は、フラクショナルCO2レーザーを併用します。
ヒアルロン酸注入を同時に行うとニキビ跡の深いクレーターが改善される
サブシジョンとヒアルロン酸注入を同時に行うと、深いニキビ跡のクレーターの改善に有効です。サブシジョンによって皮下の硬化した線維が切断され、その空間にヒアルロン酸を注入することで凹んだ部分が持ち上げられます。この併用治療によって再び線維が癒着することを防ぎ、持続的な効果が期待できるでしょう。注入されたヒアルロン酸は時間とともに吸収されますが、自身の組織が補完するため、長期間効果を維持できます。
サブシジョンの経過
サブシジョンの施術後は、1〜2週間程度、内出血や腫れが続くのが一般的です。生じる内出血は、黄色や紫色のものがほとんどです。また、サブシジョンの施術後は肌の組織が傷つき治るための反応を起こすため、施術部位が腫れる場合もあります。施術後の痛みは個人差があり、人によっては感じるケースもあります。 なお、施術時は麻酔をするため、痛みを感じることはほとんどありません。しかし、麻酔が切れた施術直後は、鈍い痛みを感じる場合もあります。
サブシジョンの治療回数
サブシジョンは、施術回数を重ねれな重ねるほど効果が期待できる治療です。1〜2ヶ月に3〜6回程度施術を受けるのが理想的です。ただし、患者様の肌の状態によって適切な施術回数が異なります。施術後の肌の様子を医師に診てもらいながら、必要な回数分の施術を受けましょう。
施術前の注意事項
CAN NOT TREATMENT
以下の条件に当てはまる場合、施術が受けられないことがあります。
- 妊娠中または妊娠の可能性がある
- 何らかのアレルギーや特異体質がある
- 施術する部位に皮膚疾患がある
- 出血傾向、抗血小板薬、抗凝固薬などを投与中である
- 免疫機能異常や免疫抑制剤を投与中である
- 連鎖球菌性疾患(再発性の咽頭痛、リウマチ熱の既往等)を患っている
- リドカインアレルギー、心刺激伝導障害、重篤な肝障害、ポルフィリン症などを患っている
サブシジョン
の流れ
FLOW
STEP01
カウンセリング
まず、カウンセリングを行い、患者様のお悩みやご希望を丁寧にお伺いします。この段階で、ニキビ跡のクレーターの状態を詳しく確認し、適切な治療方針を決定します。不安や疑問があれば、どんな些細なことでもご相談ください。患者様の肌質や体質に応じて、最適な治療方法をご提案いたします。
STEP02
施術
次に、施術を行います。まず、施術部位に局所麻酔を施し、サブシジョン用のカニューレを挿入するための小さな針穴を開けます。その後、カニューレを挿入し、皮膚の下でニキビ跡を引っ張っている硬化した線維を切断します。また、ヒアルロン酸を併用する場合は、切断された空間にヒアルロン酸を注入し、皮膚と筋膜が再び癒着するのを防ぎます。
STEP03
施術終了
止血圧迫できれば、施術は完了です。施術後には内出血や赤み、腫れが起こる場合があります。これらの症状は通常1~2週間で改善されますが、施術部位を冷やすことで回復が早まることがあります。シャワーや洗顔は当日から可能ですが、長時間の入浴は避けてください。また、処置直後に凹凸や針跡が残ることがありますが、数日で目立たなくなります。
施術後の注意事項
CAN NOT TREATMENT
施術当日から洗顔・入浴が可能ですが、血行を促すような激しい運動・飲酒は避けてください。 術後数日は、擦り洗いなど施術部位を刺激するようなことは控えてください。 メイクは翌日から可能です。 治療後は、入念に紫外線対策を行ってください。
サブシジョンの
よくある質問
FAQ
- サブシジョンは1回でも効果がありますか?
- サブシジョンは1回でも効果を感じることができる治療です。肌の深部での癒着を解除することで、ニキビ跡の改善が期待できます。しかし、肌の状態や体質によって効果の現れ方には個人差があり、再癒着が起こる場合もあります。より高い効果を得るためには、約1ヶ月ごとに3〜6回の施術を行うのがおすすめです。適切な回数の施術を受けることで、持続的な改善が期待できるでしょう。
- サブシジョンの施術の痛みはどのくらいですか?
- サブシジョンの施術中は局所麻酔を使用するため、痛みはほとんど感じません。ただし、麻酔を注射する際には軽い痛みを感じることがあります。施術後の麻酔が切れた後には、鈍い痛みを感じる方もいますが、この痛みは軽度で一時的なものであることがほとんどです。このように、痛みの感じ方には個人差があります。
- サブシジョンを受けずにクレーター肌を治せますか?
- クレーター肌の改善にはサブシジョンが効果的ですが、必ずしもサブシジョンだけが最適な治療法ではありません。クレーターのタイプや深さによっては、他の治療法が適している場合もあります。たとえば、表面の浅い凹みにはフラクショナルCO2レーザーやダーマペンが有効です。また、深いニキビ跡にはサブシジョンとヒアルロン酸注入を組み合わせる方法もございます。ご要望も含め、クレーターの状態から最適な治療法をご提案します。
- サブシジョンはクレーター肌の人であれば誰でも効果を期待できますか?
- サブシジョンは、すべてのクレーター肌に対して必ずしも効果があるわけではありません。とくに「ローリングタイプ」と呼ばれる、緩やかな凹みを持つクレーター肌には効果が期待できます。しかし、「アイスピックタイプ」や「ボックスタイプ」などのその他のタイプには、効果が限定的なこともあります。そのため、治療前にしっかりとカウンセリングを受けて、自分の悩みを解消するのにサブシジョンが適切な方法かどうかを医師と相談しておきましょう。
- ニキビ跡(クレーター)はセルフで治せますか?
- 一度できてしまったニキビ跡(クレーター)をセルフケアで改善するのは、とても難しいです。クレーター肌や凹凸のある肌はセルフケアでは効果を実感できず、適切な治療を行わなければ改善しないことがほとんどです。とくに、深いクレーターに進行してしまった場合は、専門の美容外科や美容皮膚科などでの診察・治療が必要です。自己判断せず、専門医に相談して適切な治療を受けましょう。
サブシジョンの料金
PRICE
NEWS
新着情報
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2023/12/15「ホルモン注射」の受付について「ホルモン注射」の受付をしばらく中止させていただきます。ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
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2023/07/10当院からのメールが届かない方へ現在当院からGmailアドレスへのメール送信エラーが起きています。Gmailでお問い合わせいただいた方で、2日経過しても当院からの連絡が無い場合、お電話(0565-36-5545)にてのご連絡をお願いいたします。ご不便をおかけして申し訳ありません。
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2023/06/27ダーマペン薬剤追加のお知らせダーマペンの追加薬剤にエクソソームが加わりました。
詳しくはこちらをクリックしてください。 -
2023/03/16「メルスモン(プラセンタ注射)」出荷停止のお知らせメルスモン製薬株式会社より、メルスモン注射剤が出荷停止となることが通達されましたので、在庫がなくなり次第メルスモン注射の取り扱いを停止いたします。その為、当院では現在新規の方へのメルスモン注射を受け付けておりません。
なお、今回の出荷停止は製薬会社による製造販売承認書の変更手続きによるものであり、製品の品質・安全性には影響はないとのことです。再開時期は、2024年2月中旬頃の予定です。
またメルスモン出荷停止の影響により、同じくプラセンタ注射に使用しているラエンネックも品薄になっている為、投与本数や新規の受け付けを制限させていただいております。
大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。 -
2022/08/26ホームページをリニューアルしました。